2020-01-01から1年間の記事一覧
openfoamquest.hatenablog.jp 前回の続き (2)v2012の場合 公式サイトよりSourceからインストールを選びOpenFOAM-v2012.tgz ThirdParty-v2012.tgzをダウンロード https://www.openfoam.com/download/install-source.php $HOME/OpenFOAMにてダウンロードし…
最近はOpenFOAMのESI版を使用しています。 以下はインストールのメモです。 OSはUbuntu 20.04です。 時間はかかりますが、ソースからコンパイルして使用しています。 // (1)V2006の場合 https://sourceforge.net/projects/openfoam/files/ 上のサイトよりO…
OpenFOAM simpleFoamの乱流モデルで多孔質モデルを使用するときに kEpsilonでは発散して計算できない場合がありました。 kOmegaSSTだと計算できる場合があります。 乱流モデルは以下の4つは切り替えられるようにしておいた方がよさそう。 //////////////////…
前回はcfMeshで多孔質部分のメッシュを作成する方法を紹介しました。 openfoamquest.hatenablog.jp 今回はメッシュ分割した多孔質部分をtopoSetを使用してセルゾーンを作成します。 systemフォルダにtopoSetDictというファイルを作ります。 今回はporousとい…
以前OpenFOAMでfluent用のメッシュをインポートする方法を 以下で紹介しました。 openfoamquest.hatenablog.jp 作成した条件でテトラメッシュを解析するとANSYS fluentと 計算結果が異なったり、発散して計算できなかったりしました。 そこで、OpenFOAMでテ…
オープンソースの構造解析ソフトPrePoMaxについて 今回は四角メッシュ(六面体 ヘキサ)の切り方を紹介します。 インポートしたCADモデルを右クリックメニューでMeshing parameterを選択し Quad-dominated meshをYesにすると四角でメッシュが切れます。 open…
工業試験所の解析ソフトを調べていたのですが、 経済産業省で一括で調べられるシステムありました! 今までの苦労が・・・まとめやすくなったのかな!? 公設試保有機器・研究者 情報検索システム(METI/経済産業省) openfoamquest.hatenablog.jp openfoamq…
東北に続き関東版 (1)栃木産業技術センター 該当なし (2)茨城県産業技術イノベーションセンター 構造解析評価システム 構造/伝熱/流体/電磁場/連成 サイバネットシステム株式 会社,ANSYS Multiphysics 設定 1時間3520円 計算1時間660円 3次元電磁界シ…
中小企業の味方、公的機関が所有する構造解析や熱流体解析 ソフトをまとめました。(今回は東北地方です 誤記等がある場合があります) 料金は県外だと変わる可能性あり (1)北海道立工業技術センター 構造解析装置・流体解析装置 ・・・不明・情報不足で…
XsimのサイトのテンプレートはFOUNDATION版のため ESI版のOpenFOAMに設定しなおす方法を紹介します。 OpenFOAMv7でエクスポート後ControlDictを編集します。 system/controlDictを編集します。 ・FoamFIleにlocation "system"を追加。 ・writeCompression を…
OpenFOAM用のメッシュ作成はいくつかありますが snappyHexMeshで悩みそうな場合はcfMeshを使います。 cfMeshが並列計算に対応できており、処理速度が早くおすすめです。 使い方は 富山県立大学のHPをよく参照させて頂いています。 http://eddy.pu-toyama.ac.…
私の使っているベアボーンPC(Ubuntu20.04)で openFOAMのv2006にて下記のようなエラーが出ることがあります。 ログイン名はuserでcaseというフォルダ内で実行するとします。 // user@user-desktop:~/OpenFOAM/user-v2006/run/case$ paraFoamInvalid $PV_PLU…
熱流体解析に使用するOpenFOAMでは 複雑な流体解析の3次元モデル(STLデータ)を作成するには 3次元CADが必要になってきます。 私がおすすめするのは 無料で使用できて Windows限定になってしまいますが DesignSpark Mechanicalです。 https://www.rs-online.c…
前回の続き openfoamquest.hatenablog.jp 前回のインストールでは 並列計算が動かなかったため ホームディレクトリの.bashrcを修正します。 (隠しファイルを表示するようにしましょう) .bashrcの最後に以下を追加します。 export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBR…
養賢堂 機械の研究 第70巻 第5〜11号に OpenFOAMの入門講座が連載されています。 私はこれを読んでOpenFOAMに取り組めるようになりました。 [rakuten:book:19375734:detail] [rakuten:book:19342920:detail] [rakuten:book:19298789:detail] 図書館等で読む…
Foam-Extendの粘弾性モデルについて viscoelasticのチュートリアルを覗いてみた。 微分型粘弾性モデルが取り扱われています。 (1)基礎モデル ・UCM(Upper Convected Maxwell) 参考文献:2016年 ・Oldroyd-B ・WhiteMetzner(粘度関数 CarreauYasuda) 微分…
ANSYS Meshing (fluent)用に作成したメッシュを読み込む方法を紹介します。 openfoamquest.hatenablog.jp 過去記事の参考書にも一部記載があります。 注意するところは ANSYS Meshing初期設定のエクスポートでメッシュを出力すると バイナリーデータのため、…
DEXCSを使用する場合OSごとに更新の必要があります。 DEXCSのインストール方法は過去記事の参考書がおすすめです。 openfoamquest.hatenablog.jp Linuxでの仮想マシンkvmのインストール方法を紹介します。 ・環境の確認 cat /etc/os-release | grep PRETTY_N…
学生のときに流体解析をやりはじめる前に そもそもプログラムって何??ってなりました。 そんなときにお世話になった本がなぜプロと呼ばれる 以下の参考書です。 これでプログラミングに興味が持てるようになり 基本情報技術者FEの資格も取るきっかけになり…
FOAM-Extendのインストールが無事に終わったので 粘弾性モデルのチュートリアルケースを実行します。 tutorialのviscoelasticが粘弾性モデルとなります。 tutorial\viscoelastic\viscoelasticFluidfoam\DCPPのフォルダをコピーし runフォルダにコピーします…
OpenFOAMの粘性モデルは ・ニュートン流体(水、空気などの一般的な流体) ・非ニュートン流体(せん断速度により粘度が変化するもの) があります。 樹脂流動解析を調べると ・非ニュートン流体 ・一般化非ニュートン流体 ・粘弾性モデル の3種類がありま…
いきなり解析パソコンを買うにはちょっと・・・と思い 私はVPSサーバー(レンタルサーバー)を使うことにしました。 初心者でも扱いやすいConohaのVPSサーバーがよかったです。 OpenFOAMの最新版を使ったほうが何かと改善されています。 OSは公式サイトで対…
参考書って高いですよね・・・できれば失敗したくないです。 「OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析」 一般社団法人 オープンCAE学会編 森北出版株式会社 内容を理解でき、実際に動かせるようになると凄く実用的です。 手放せません。 ただ、私は最初これ…
OpenFOAMなどを解析するとファイルの数が多く データ量が多いため、普段使っているパソコンと分けた方がよいでしょう。 私は小型ベアボーンPCを解析用に選びました。自作パソコンよりも 組立が簡単でメモリやハードディスク(SSD)を自分で選べます。 置き場…
オープンソース流体解析ソフトOpenFOAMについて私が覚えたことを記載していくブログです。OpenFOAMについての説明は公式HP (1)https://openfoam.org/ (2)https://www.openfoam.com/ を参照してください。公式は2種類あります。 コミュニティのFOAM-Exte…